第3回池袋ブックカフェ読書会を開催しました!

こんにちは、池袋ブックカフェ読書会スタッフのはるです。
今日の豊島区の気温は最高26度でしたが、会場のブックカフェはひんやりとしていました。
参加人数は3人でした。
当日のキャンセル2名があったり、
同日に他のイベントの都合で来られないという常連さんが数名いたので、この人数でした。
少ないのは少ないなりに、その分、本について話せる時間を持てました。
少人数でもセクシュアリティのことを気にせずに、話ができる場所いいなぁと思いました。
「学ぶぞ!!」とか「交流するぞ!!」ではなくて、ふらっとラクなスタンスで参加できる空気感。
今回は差し入れの堂島ロールケーキ(フルーツ入り)を食べました。
土曜の昼下がりにまったりと本とケーキを楽しみました。
今回の持ち寄り本はこちら
・100万回生きたねこ/佐野洋子
・ハニー&ハニー/竹内佐千子
・ハニー&ハニーデラックス/竹内佐千子
・赤ちゃん本部長/竹内佐千子
・あなた、今、幸せ?/槇村さとる キム・ミョンガン
・流学日記/岩本悠
・バムとケロのおかいもの/島田ゆか
話のなかでてきた本はこちらです。
ブックカフェが会場でもあるので、
「そういえばあの本もあった気がする・・・」という話の広がりも多いように思います。
新刊情報など1人ではキャッチできない情報もありました。たかが3人、されど3人って感じでした。1人だと知らないことを知れる場。
・ハッピーエンドに殺されない/牧村朝子
・ななしのアステリズム/小林キナ
・青のフラッグ/KAITO
・死ぬ気満々/佐野洋子
・りんごかもしれない/ヨシタケシンスケ
・みんなあかちゃんだった/鈴木まもる
・答えのない道徳の問題 どう解く?/山﨑博司 木村洋 二澤平治仁
・男装女子と女装男子が結婚しました。/やまだあがる
次回の開催は5/23(水)19:30~21:00です。
お申込みはこちら(こくちーずプロ)です。
以下、今回の参加者の紹介概要です。」
・100万回生きたねこ/
ちいさいころから家にあった。
たぶん今と当時で感じることは違う思う。
いろんな人生があるなかで、人生について考えさせられた。
作者のエッセイも「死ぬ気満々」もあり、
そこにも作者の死生観が反映されている。
・バムとケロのおかいもの/
中学生のころに友達がこのシリーズを好きだった。そして、ブックカフェで見かけた。
登場しているバムとケロの関係性は他のシリーズの作品を見ると分かる。
けど、それは本筋のなかではなくて、さりげなく描かれている。
文章だけではなくて、絵のいろんなところに他のキャラクターが登場していて、
それに注目してみるのもおもしろい。文字が読めなくても楽しめる作品だなと思います。
いろんなキャラクターがいて、そのキャラクターに合わせた扉や家具があり、
いっしょに過ごしている様子があり、多様性が描かれているなぁと思いました。
・あなた、今、幸せ?/
きっかけはタイトルに惹かれたからだったはず。
印象的なエピソードは「パートナーとの関わり方についての考え方」です。
「2人の関係はもっとラクでいいんだな」と思えました。
・流学日記/
大学の時代に留学を考えたときに手に取りました。
どこを読んでも異なる文化を知り、そして、異なる文化や大自然のなかでの人生を考える著者の姿を自分に置き換えてイメージしました。知らない世界や、受け入れづらい文化などとどう向き合い、どう自分の人生を生きるかを考えさせられました。
・赤ちゃん本部長/
知人からの紹介でよみました。
印象のシーンは赤ちゃんとなった本部長が熱を出したときに、会社のお偉いさんがかけつけて、自分の家族には仕事の忙しさで接することができなかったことを振り返った発言をしていたところです。
多様な家族や働き方、考え方が自然と描かれています。
この本を読んで、工夫次第でいろいろラクになることは多いのではないかと思いました。
・わたしはあかねこ
ネットで多様性についての絵本を調べたときに出会いました。
印象的なシーンは、自分らしさや自分について考えるために、何も言わずに旅に出たところです。
自分とリンクするところもあり、自分のありのままで過ごせる場所のありがたさや重要性を感じました。
・ハニー&ハニー/
・ハニー&ハニーデラックス/
飲食店でこの本が置いてあるのを見かけたのがきっかけです。
当時はあまり同じような本がなかった。
女の子が好きだと気づいたときについて話しているシーンが印象に残っています。
いろんなセクシュアリティの人が登場していて、「性別関係なく大変なんだな」と思いました。