会ったことがないんですが実際にいるんですか?

マイノリティと言っても様々なマイノリティがいます。

その中で目に見えるマイノリティと目に見えないマイノリティがあります。

目に見えるマイノリティであれば会ったらすぐに気づきます。

一方、LGBTsのような目に見えないマイノリティは

本人が「言わない」かぎりわかりません。

 

もしかしてあなたの中の「ゲイ」のイメージは

「テレビの中のおねぇ」だったりしませんか?

言動や仕草が異性愛と変わらない人の方が多数です。

そしてバレないように気を張って生活している人もいます。

言わずに隠している人の方が多いのが日本の現状です。

 

具体的な数値で言うと、

日本国民の5.2%はLGBTであるという統計があります。

20人の1人という割合です。

信じられないかもしれませんが、

それは多くの人が言えてないからです。

 

「ホモきもーい」って言えば疑われないよなと、隠すためのネタを言う。

その「ホモネタ」に同調しなければ怪しまれるからと

自分もいっしょに笑ってしまう。

LGBTs同士で自分を隠し通すためにもしてしまっているという

悲しいことも起きているかもしれません。

誰が好きでもいいと思います。何が困るんですか?

何が困るか?それは想像してみればいいかもしれません。

「もしもあなたがバイセクシュアルなら?」。

その状況で男性とつきあう時と、

女性とつきあう時で何が変わりますか。

 

何も変わりませんか?

街で手をつなげますか?

カップルコース予約できますか?

結婚届け出せますか?

 

「何も変わらない」という人はいますか?

「あなたの気持ち」は変わらなくても、

「周囲の目」はきっと異なっているはずです。

そして、「配偶者」という法的地位になれないため、

保険や相続などが受け取れない場合がでてきます。

 

もしも法律ができても、すぐに全てが解決ということではありません。

同性婚ができたからと言って

「親も式に呼べるか」という問題が残るカップルもいるでしょう。

日本よりLGBTsに対する保障が厚い国でも

差別行為が起きているのが現実です。

友達にカミングアウトされたんですが、どうしたらよいか困ってます。

相手がカミングアウトした理由はなんでしょうか?

ずっと言えずに今まで過ごしてきたわけです。

恋愛や性別の話もごまかしごまかし、やりすごしてきたのでしょう。

これから先もずっと隠し通すこともできるわけです。

 

カミングアウトをしたらどうなるか。

拒絶する、受け入れる、聞かなかったことにする・・・。

 

という可能性があることを知った上でカミングアウトをしているわけです。

「きもいって言われるかな?」

「友達やめるって言われるかな?」。

そんなことを考えながらも伝えるわけです。

 

「隠さずにこの人とは本音で話したい。

 これからももっと関わっていきたい」と思うからではないでしょうか。

そういった想いのある方が多いような気がします。

 

カミングアウトした時にしてほしい反応というのは

人それぞれだと思いますが、

 

①言ってくれてありがとう。

②分からないことがあったら、聞いていい?

 失礼なこと聞くかもしれないけど、ちゃんと理解したいんだ。

 

がいいように思います。

正直、初めてカミングアウトされたときは混乱すると思います。

そんな混乱している中でも相手を受け入れたいと思って

「分かった!」と言いがちです。

カミングアウトした側ももっともっと分かってほしいと思っていても

「分かった」と言われると、それ以上何も言えなくなります。

カミングアウトをしてその場では「受け入れてもらえた」と思っても

その後1週間、その話題に触れてこない場合、

「こういう話はダメだったのかな・・・」とタブー視してしまいます。

 

そのようなことを避けるためにも、

あなたのLGBTsに関する疑問も解消するためにも

「わからないことがあったら教えて」

「まだまだ知らないことあると思うから、もっと話そうね」と言えば、

次につながっていくと思います。

 

なので、「すぐにモヤモヤがなくならない」のは仕方ありません。

時間をかけて話し合いましょう。そして、

それは「あなたを理解するため」であり、

「私もこれからあなたと関わっていていきたい」ということは伝えましょう。

セクシュアリティは生まれつきなんですか?治すことはできますか?

「治す」という言葉は「病気を治す」のように

悪いものから回復するときに使うので、

「同性愛が治る」という言葉も適切ではありません。

「LGBTsは生まれつきだから変わらない」という意見も目にしますが、

「LGBTsにどうしてなるのか」は

「異性愛にどうしてなるのか」というぐらい説明できないものです。

「自然界では異性愛が普通」という意見もありますが

「同性愛も自然界に存在しています」し

「生命はもっと多様」であることを知れば知るほど思うはずです。

もちろん「私は生まれつきのレズビアン」と自分を語る人もいます。

 

結論としては

「セクシュアリティは他人や自分や意志で変えられるものではない」

ということです。誰を好きになるかは

「恋愛とは雷が落ちるようなものだ」と言葉がありますが、

「恋愛という雷をコントロールして自分に落とせますか?」

というようなものだと思います。

そして、セクシュアリティは人生のなかで「揺らぐ」ものです。

20代は同性愛、40代がトランスジェンダー、

60代にやっぱり元の性別がいい、というようなこともありえます。

 

「いつ同性愛者になったのですか」というのは難しい質問で、

これも人によりますが、

「あの人に出逢ってから」

「気づいたらそうだった。でも、その前は異性がすきだった」

「なった、というよりも自分のなかでの、同性愛かもって気づいて、

それを認められるようになった感じ」などなど。

サポートと言っても私たちに何ができるんでしょうか?

カミングアウトしやすい環境を、

あなたの普段の言葉の選び方、使い方から作っていくことができます。

 

「男女だけではない」、

「Aが好きな人も、そうじゃない人もいる。いろんな人がいる」、

「AでもBでもない場合もおかしくない」、

「男らしく、女らしく」よりも「その人らしく」などといった言葉を使うだけでも

「この人にならカミングアウトできるかも」と感じさせます。

 

LGBTsの人たちが「ホモネタ」などに出くわしたとき

それを止めることは勇気がいることです。

 

なぜなら「なんだよ、お前もホモなのか」と目を見られると

動揺してしまうんじゃないか、不安だからです。

「違う!」と必死に隠していても、表情に動揺が出ていたら・・・

そう思うとなかなか難しいものです。

「Allyだ!」と言ってもどこかごまかしてしまっている感じが

出てしまわないかと心配するものです。

LGBTsではない人、特に

「LGBTsじゃないのかって言われることなんて怖くない」と思える方が

言ってくれるととても勇気づけられます。

 

周囲にカミングアウトしている人がいなくても

「いるかもしれない」という配慮と、

カミングアウトしている人がいたら「どうしたらいい?」と

いっしょに話し合うことが何より大切です。

「社会や地域の目が気になる」という意見で

希望の制服や服装で登校・出勤ができないという話も聞きますが、

「その人の気持ちを優先して一生懸命掛け合う」組織の方が

素敵ではないでしょうか。

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